(出典 grapee.jp)

夏本番前、「エアコンの試運転はもう済ませた」と安心していませんか?
しかし、ダイキン工業の調査によると、試運転をした“つもり”の人の約9割が正しく実施できていないという結果が出ています。

この記事では、「したつもり試運転」の落とし穴と、正しい方法を分かりやすく解説いたします。

試運転を「したつもり」になる理由

多くの方が「電源を入れて冷えた=OK」と考えがちですが、これは試運転の一部に過ぎません。

  • 短時間の動作確認で終えている
  • 温度設定を適切にしていない
  • 室外機や排水の確認をしていない
  • 異音や異臭を見逃している

このように、「動いた」だけで安心してしまう点が大きな落とし穴です。

ダイキンが指摘する主な誤り

ダイキン工業が特に問題視しているのは、次のような試運転のやり方です。

よくあるNG例

  • 冷房ではなく送風モードで確認している
  • 10分程度の短時間運転で終わらせている
  • フィルター掃除をしていない状態で実施している
  • 室外機の周辺確認をしていない

これでは、本格的に使用した際にトラブルが発覚するリスクが高まります。

正しいエアコン試運転の手順

① 冷房モードで最低温度に設定

16〜18℃程度に設定し、最大負荷で正常動作を確認します。

② 30分以上連続運転

短時間では不具合が見つからないことが多いため、しっかり運転させます。

③ 室内機のチェック

  • 冷風が出ているか
  • 異音や異臭がないか

④ 室外機の確認

  • 異常な振動や音がないか
  • 周囲に障害物がないか

⑤ 排水(ドレン)の確認

  • 水が正常に排出されているか
  • 水漏れがないか

試運転でチェックすべき5つのポイント

  • 冷え方が弱くないか
  • 異音(ガタガタ音など)がないか
  • カビ臭や焦げ臭がしないか
  • 水漏れがないか
  • リモコン操作が正常か

これらを確認することで、多くのトラブルを未然に防げます。

よくあるトラブルと対処法

冷えない場合

フィルターの汚れや冷媒ガス不足が原因の可能性があります。掃除や点検をご検討ください。

水漏れ

ドレンホースの詰まりが原因のことが多く、清掃で改善する場合があります。

異臭

カビの可能性があるため、内部洗浄の検討がおすすめです。

試運転を怠るリスクとは

  • 真夏に突然使えなくなる
  • 修理待ちが長期化する
  • 電気代が無駄に高くなる
  • カビによる健康リスク

特に夏前は修理依頼が集中するため、早めの確認が重要です。

まとめ

エアコンの試運転は「電源を入れるだけ」では不十分です。

  • 冷房+最低温度で運転する
  • 30分以上しっかり確認する
  • 室内・室外・排水をチェックする

これらを意識することで、夏のトラブルを大きく減らせます。
「したつもり」ではなく、「正しくできた」状態を目指しましょう。


記載の情報は執筆時点の一般情報であり、最新の詳細は公式をご確認ください。

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