2026年7月の楽天証券・投資信託売れ筋ランキングでは、これまで人気を集めてきた半導体関連ファンドやNASDAQ連動型ファンドに変化が見られました。一方で、アクティブファンドの「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」がランキング上位へ浮上し、投資家の関心を集めています。
この記事では、ランキングの変化から読み取れる投資家心理や市場動向について、わかりやすく解説します。
楽天証券の売れ筋ランキングに変化
2026年7月の楽天証券投資信託ランキングでは、上位4ファンドは前月と同じ顔ぶれとなりました。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天 日本株4.3倍ブル
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
一方で、「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は順位を下げ、「eMAXIS 日経半導体株インデックス」はトップ10圏外となりました。
その代わりにランクインしたのが、「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」です。
半導体関連ファンドの人気が落ちた理由
最大の要因は、半導体関連株の急落です。
- キオクシア株が7月に約48%下落
- 日経半導体指数も大幅安
- 半導体関連ファンドの基準価額が急落
これまで日本株をけん引してきた半導体銘柄への期待が後退したことで、投資家の資金が一時的に離れる動きとなりました。
結果として、「eMAXIS 日経半導体株インデックス」も売れ筋ランキングから姿を消しています。
NASDAQ・FANG+ファンドも順位を下げた背景
米国市場でもAI関連銘柄への勢いはやや落ち着きました。
7月はNASDAQ総合指数が約3%下落し、NASDAQ100へ投資するファンドにも逆風となりました。
FANG+指数は比較的堅調でしたが、以前のような圧倒的な上昇力は見られず、利益確定売りが優勢になったと考えられます。
投資家は「AIなら何でも買う」という姿勢から、企業ごとの選別を重視する段階へ移りつつあるようです。
なぜWCM世界成長株厳選ファンドが人気なのか
今回もっとも注目されたのが、アクティブファンドであるWCM 世界成長株厳選ファンドです。
7月の成績自体はマイナスでしたが、それでもランキングを大きく伸ばしました。
背景には、インデックスだけでは取り切れない相場になってきたことがあります。
- 銘柄をプロが選別してくれる安心感
- AI・半導体以外にも投資できる
- 相場環境の変化に柔軟に対応できる期待
- 分散投資へのニーズが高まった
インデックスファンド一辺倒ではなく、「一部だけアクティブファンドに任せたい」という投資家が増え始めた可能性があります。
今後の投資信託選びのポイント
今回のランキングから読み取れるのは、「インデックス投資の人気は依然として高い」という点です。
オルカンやS&P500がトップを維持していることからも、長期積立を続ける投資家が多いことが分かります。
その一方で、市場環境の変化に対応するため、一部をアクティブファンドへ振り向ける動きも目立ち始めました。
今後は、次のような視点で投資信託を選ぶことが重要になりそうです。
- 資産クラスを分散する
- 業種への集中を避ける
- インデックスとアクティブを組み合わせる
- 長期目線で積立を続ける
よくある質問
Q. 半導体関連ファンドはもう買わない方がいい?
短期的には値動きが大きくなる可能性がありますが、長期的な成長期待まで否定されたわけではありません。投資目的やリスク許容度に合わせて判断することが大切です。
Q. WCMファンドはインデックスファンドより優れていますか?
必ずしもそうとは限りません。市場環境によってアクティブファンドが有利になる局面もありますが、長期ではインデックスファンドが優位となるケースもあります。
まとめ
2026年7月の楽天証券売れ筋ランキングでは、半導体関連ファンドやNASDAQ連動型ファンドの人気がやや後退しました。
一方で、個別銘柄を厳選するアクティブファンドへの注目が高まり、「WCM 世界成長株厳選ファンド」がランキング上位へ浮上しています。
ただし、オルカンやS&P500といったインデックスファンドの人気は依然として根強く、多くの投資家は「インデックスを軸に、一部をアクティブで補う」という戦略を選び始めているようです。
いつもこういう記事を見ると乗り遅れた感がありますが、
流行に左右されない心を持つことも投資をする上で必要なのかなとも思います。
記載の情報は執筆時点の一般情報であり、最新の詳細は公式をご確認ください。


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